雑談

問50を解く際に参考にしたい事項〈令和7年試験-対策考察⑦〉

対策⑤で、問50に関する記事を投稿しました。別角度から、問50を分析していきます

問50は免除科目のうち、建物に関する問題に固定されています。建物分野ということで、範囲が広く対策が取りづらく、また、内容は結構難しい印象です。しかし、正解肢を導き出すことは比較的易しい年が多いといわれています

まず、問題形式ですが、直近令和試験はいずれも、不適切なものはどれか、という聞き方になっています。4つある選択肢のうち、1つだけ間違っているものがあります

そして、選択肢ですが、例外排除の言い切り(~ない。)が1つ。残り3つは、用語解説や可能性を残したもの、一般論などで構成されていることが多く、その場合は必ず言い切りが正解肢となります

令和6年:〇
令和5年:×
令和4年:〇
令和3年②:〇
令和3年①:〇
令和2年②:〇
令和2年①:×
令和元年:〇

令和試験では6/8の確率で正解できます

さらに、~ないの言い切りの形が1つ、そのほかは一般知識等と説明しましたが、言い切りが2つあったり、言い切りが不正解肢になったことは令和試験ではまだありません

こんなこと言われるまでもなく判断できると思いますが、意外と間違ってしまう方もいるようです

例えば、直近の令和6年試験をみてみると、言い切りが3番ですので、この法則を用いるとすぐ判断できます。(4肢も、~ないの形になっていますが、これはよく見ると、原則~ない。なので、~こともあると換言でき、断定ではないとわかります)

しかし、2と迷った方が多いようです。初出?単語だったので仕方ないですが、もし2,3の択で完全運任せという場面であれば、この法則を使ってほしかったですね

なお、難化傾向にあるということで、そのうちに、言い切り2つや言い切り不正解肢出題も十分考えられますので、過信は禁物です

【注意事項】
・本考察は娯楽として捉えてください
・令和の宅建試験をベースにしています。遡っても平成27年からの“取引士”試験まで。26年以前の“主任者”試験は外しています

コメント欄 〈お気軽に投稿ください〉