宅建業法

不意打ちプロパンガス問題に対応できなかったら勉強不足かも〈令和6年試験-問26〉

令和6年試験の中で、個人的に結構気に入っている問題です

問26といえば、解答欄右側宅建業法の第1問目。権利関係の問1からではなく、宅建業法から着手する方も結構いるみたいなので、その人達からしたら、スタートダッシュ問題ということになります

そういった特別感のある設問で、個数問題を設定。仮に簡単だとしても、個数問題っていうだけで嫌になります

※令和試験での問26個数問題は、昨年が初めてでしたが、これで2年連続

勢いをつけたいところ、冒頭から、宅建試験ではあまり聞き慣れないプロパンガスというワードで焦らせにきます

とりあえず、アに〇寄りの△をつけて保留とし、イからエを見ていくと、イは明らかに誤りで、ウ・エは適切と分かります。結局アが正しいかどうか(正解肢は2か3か)で迷うわけです

文章自体はそこまで複雑ではなく、なんとなく正解っぽいなと予想できるため、多くの人が正解できたかとは思いますが、本問は、平成29年試験問題を流用した形で、過去問をしっかり学習していれば即答できるというオチがあります

平成29年は択一問題でしたが、
1:ウ
3:ア
4:エ
といった感じで、3/4が全く同じ内容です

授業をきちんと受けていた人向けのラッキー問題みたいな感じが好きです。方式と構成で難易度をあげていますが、内容は易しめで、初見だとしても、7割くらいの確率で正解できるようなバランスもいいですね

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